日本で子供に名前を付ける際は
漢字の意味や字画などに工夫をされる方が多いと思います。
では海外ではどのように子供に名前をつけるのでしょうか?
名前自体が素敵な意味を持っていることもありますし
宗教的な背景や歴史的な背景が由来している名前も多くあります。
ここでは面白い由来を持つ海外の名前を集めてみました。
Contents
海外の名前まとめ!面白い由来や意味を持つ海外の名前
宗教的な面白い由来を持つ海外の名前を男女別にご紹介します。海外で名前の由来【女性】
・レイチェル(Rachel)
旧約聖書「創世記」に登場するラケルという女性に由来している名前です。
ヘブライ人の族長であるヤコブの妻にあたる女性で
ヘブライ語で「雌羊」という意味で、愛称はレイになります。
・ジュリア(Julia)
古代ローマ氏族のユリウス氏族の女性をユリア(Julia)と呼んでいたことが由来しています。
愛称はジュリーです。
・ダイアナ(Diana)
ローマ神話に登場する狩猟貞節と月の女神であるディアーナに由来している名前です。
安産の女神とも言われていて
英語読みではダイアナとなります。
・クリスティーナ(Christina)
「キリスト教徒」を意味する古代ギリシア語に由来し、クリスと略称します。・サラ(Sarah)
旧約聖書に登場する「四人の母」のひとりでイスラエル人の始祖、アブラハムの妻であり
族長イサクの母でもあります。
また、マグダラのマリアの従者である
サラに由来しているとも言われています。
・レベッカ(Rebecca)
旧約聖書「創世記」に登場するイサクの妻というアラム人女性に由来している名前です。
ヤコブとエサウの母としても知られていて
「魅惑」「束縛」といった意味があるとされ
愛称はベッキー、ベッカなどです。
・ハンナ(Hanna)
聖母マリアの母でありイムラーンの妻である女性が由来している名前です。
「慈悲深い」「上品な」「優雅な」という意味があります。
海外で名前の由来【男性】
・クリストファー(Christopher)
旧約聖書「ダニエル書」に現れる天使が由来しています。キリスト教ではミカエル
ラファエルと共に三大天使のひとりであり
神の言葉を伝える天使と言われています。
ほとんどが男性の名前として使われますが
女性の名前に使われることもあります。
・ジェイソン(Jason)
ギリシア神話に登場するイアーソーンという英雄を英語表記にした名前です。
命がけの冒険をすることで知られています。
・ジョン(John)
聖書に登場するヨハネ(Johannes)が英語形になった名前です。ヘブライ語で「主は恵み深い」という意味があります。
・トーマス(Thomas)
新約聖書に登場するイエスの十二使徒のひとりトマスに由来するクリスチャンネームです。
アラム語で「双子」という意味があります。
・ニコラス(Nicholas)
3世紀後半から4世紀前半にかけて活躍したキリスト教の主教、神学者のミラのニコラオスが由来しています。
大勢の貧困や冤罪に苦しむ人々を助け
サンタクロース伝承の原型になったとされています。
罪なき人の守護聖人、子供の守護聖人として崇拝されています。
・デイビッド(David)
旧約聖書の「サムエル記」や「列王記」に登場する古代イスラエルの王、ダビデという人物に由来しています。
ユダヤ人にとって理想の王の姿と言われています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?海外では聖書に出てくる人物や
宗教的な背景が大きく関わっている名前が
多いことが分かりましたね。
最近では日本同様、海外でも
個性的な名前を付ける方が増えてきていますが
信仰の強い方からは今回ご紹介したような
名前が根強い人気をキープしています。
名前は響きだけではなく
意味や由来にもこだわると
より思い入れの強い名前になると思います。
以上、海外の名前の面白い由来についてご紹介しましたので
参考にしてくださいね。
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