島根県を代表する観光スポットのひとつ「石見銀山」
2007年に世界遺産に認定され一躍注目を浴び
ピーク時には年間観光客数が100万人近い人出で賑わいました。
近年ではピーク時に比べれば
多少落ち着きを見せつつある「石見銀山」の混雑ですが
ゴールデンウイークやお盆などの長期休暇などでは
駐車場渋滞が発生するなど多くの人が訪れます。
そこで今回は、「石見銀山」周辺の
駐車場・混雑情報を徹底解説!
気になる料金もご紹介いたします。
Contents
石見銀山の駐車場・混雑緩和に対する大田市の現在の取り組み
2007年の世界遺産登録後の2~3年は大変な混雑で平日でも駐車場待ち渋滞が発生していましたが
現在はゴールデンウイークやお盆などの
大型連休以外であれば比較的スムーズに駐車できます。
なお、石見銀山のある大田市では
車での石見銀山観光の際は「パーク&ランド」方式を推奨しています。
「パーク&ライド」方式とは最寄り駅等の周辺駐車場に車を止め
公共交通で行くというもので、環境保全の一環として導入しています。
そもそも石見銀山遺跡は
自然との共存の中で栄えた銀鉱山であり
その産業の衰退とともに遺跡が
周囲の自然に溶け込みながら残っているため
石見銀山の価値は遺跡とそれを取り巻く自然
そこに住む人々との調和した姿と言えます。
石見銀山のメイン駐車場と料金
石見銀山観光でメーンとなる駐車場は「石見銀山駐車場」です。この駐車場は「石見銀山世界遺産センター」に併設しており
第1駐車場から第3駐車場まであります。
第1駐車場は乗用車99台
予約バス11台
障害者用5台
第2駐車場は乗用車38台
第3駐車場は乗用車250台が収容可能で、料金は無料です。
路線バスの料金
「石見銀山駐車場」から「羅漢寺」や「石見銀山資料館」など主な観光スポットへは
歩いて行けますが路線バスも運行しています。
なお料金は「石見銀山世界遺産センターバス停」から
「大森バス停」まで200円。
「大森代官所跡」まで240円です。
平日には30分おきで、週末には15分おきにバスが運行しています。
その他の駐車場(銀山公園駐車場・代官所跡前)
「石見銀山」には「石見銀山駐車場」以外にも「銀山公園駐車場(観光協会前)」と
「代官所跡前」の2ヶ所の駐車場があります。
ただし、この2つの駐車場は観光バスやタクシーの
乗り降りがメーンとなっているため
「銀山公園駐車場」は収容台数約20台。
「代官所跡前」も10台とスペースが小さくすぐに満車となり
「石見銀山駐車場」へと誘導されることがしばしばです。
またこの2つの駐車場は「石見銀山」エリアの中央に位置しているため
地域住民の方や歩行の旅行者とすれ違うこともあり
迷惑となるのであまりおすすめはしません。
石見銀山を効率よく観光する方法!
そもそも「石見銀山」は街並みなどを楽しむ観光スポットで観光の起点となるのは「石見銀山公園」となっています。
「石見銀山公園」には観光案内所があり
散策マップなどが貰えます。
またこの「石見銀山公園」は
大森の街並みが続く「街並みコース」と
「石見銀山」の坑道が見られる「龍源寺間歩」をゴールとする
「銀山コース」の分岐点となっているので
「石見銀山駐車場」に駐車した後は徒歩
または路線バス(大森バス停下車)で、「石見銀山公園」を目指してください。
「石見銀山公園」から2つのコースを徒歩で
制覇する場合は約3時間かかりますが
「大森バス停」近くにはレンタル自転車が用意されており
通常の自転車なら3時間500円
電動自転車で2時間700円で借りることができます。
レンタサイクルに関してはこちら。
石見銀山観光はレンタルサイクルがおすすめ!コースや料金まとめ!
また「石見銀山公園」からベロタクシーも運行しています。
「龍源寺間歩」までの片道で大人2,200円
往復で4,100円。「代官所跡前」までの片道で大人1,000円、往復1,300円です。
ベロタクシー石見銀山
まとめ
今回は「石見銀山」の駐車場についてご紹介しました。ポイントはゴールデンウイークやお盆以外は
比較的混雑していないということ。
「パーク&ライド」方式を採用しているとういうことです。
ぜひこの記事を参考に「石見銀山」観光を楽しんでいただければ幸いです。
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