2007年に世界遺産登録された「石見銀山」
自然と共生した鉱山運営を行っていたことが特に評価され
その環境を守るため「石見銀山エリア」では
排ガスの少なくなるよう交通規制が敷かれたり
「石見銀山」のある大田市では公共交通での来場を推奨する
「ライド&パーク」方式を取り入れています。
そんな環境をまもるためバスで「石見銀山」を目指す人も多いはず!
そこで今回は最寄り駅の中で最も大きい
「JR大田市駅」を出発点としたバスでのアクセス方法をご紹介します。
石見銀山エリア内のバス停
「JR大田市駅」から「石見銀山」へバスで行く場合主に3つのバス停があります。
「石見銀山」の資料をまとめた
「石見銀山世界遺産センター」の前で乗り降りできる
「石見銀山世界遺産センターバス停」と
「石見銀山」エリアの中央に位置する「大森バス停」
北部に位置する「大森代官所跡バス停」の3つです。
その他にも「上佐摩バス停」と「新町バス停」もありますが
観光におすすめなのは先にご紹介した3つのバス停です。
3つのバス停の特徴
前述したように、「石見銀山世界遺産センターバス停」は「石見銀山世界遺産センター」を見学する際に利用したいバス停で
「大森バス停」からは観光の中心となる
「石見銀山公園」にもほど近いバス停です。
また「大森代官所跡バス停」では下車してすぐに
銀山で栄えた豪商の家屋が並ぶ「大森の町並み」を観光できます。
それぞれのバス停は
「石見銀山世界遺産センターバス停」から約5分で「大森バス停」
「大森バス停」から約2分で「大森代官所跡バス停」となっており
さほど遠くはありません。
ちなみに「JR大田市駅」からの料金は
「世界遺産センターバス停」までで750円
「大森バス停」までで670円
「大森代官所跡バス停」までで630円と当然ですが
距離によって異なります。なおバスの所要時間は約30分です。
帰りはそれぞれのバス停から
「大田バスセンター行き」のバスに乗車すれば「JR大田市駅」へと帰れます。
その他の駅からのアクセス方法
「石見銀山」へのバスでのアクセスの場合「JR大田市駅」よりも近い駅が「JR仁万駅」です。
「JR仁万駅」からも「石見銀山」行きのバスが出ており
「世界遺産センターバス停」までの所要時間は約22分
料金は580円です。
ただし、運行本数が1日に5本(土日祝は4本)と少ないのが難点です。
また「広島駅」からも「石見銀山」行きのバスが運行しています。
「広島新幹線口」または「広島バスセンター」を出発点に
約2時間30分の道のりで料金は「世界遺産センターバス停」までで3,090円です。
銀山エリア内でのバス
銀山エリア内となる「石見銀山世界遺産センターバス停」
「大森バス停」
「大森代官所跡バス停」を結ぶバスも運行しています。
料金は「石見銀山世界遺産センターバス停」から「大森バス停」までが200円
「大森代官所跡バス停」までが240円です。
車でのアクセス方法
ここからは「大田市駅」から車でのアクセス方法をご紹介します。「石見銀山」には3つの駐車場がありますが
メーンの駐車場となる
「石見銀山駐車場(石見銀山世界遺産センター隣接)」をゴールにご紹介します。
「大田市駅」を南下し太田市役所脇を通り過ぎて
国道375号と合流しそのまま南下。
石見街道(県道46号)との交差点で右折し南西へ。
その後石見銀山街道(県道31号)に進み南下すれば
「石見銀山駐車場」へと到着します。
距離は約20キロ、所要時間は約20分です。
まとめ
今回は「大田市駅」からバスで行く「石見銀山」のアクセス方法をご紹介しました。
鉱山跡だけでなく豊かな自然も世界遺産としての魅力のひとつ!
できればこの記事を参考に、環境に配慮して
公共交通でおでかけしていただければ幸いです。
【関連記事】
石見銀山観光はレンタルサイクルがおすすめ!コースや料金まとめ!
石見銀山を観光するなら?見どころや所要時間・周辺のスポットも詳しくご紹介!
石見銀山観光まとめ!