イチジクは初夏になると見かける
赤紫色をしたこぶしほどのサイズの果物です。
古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれ
その栄養価の高さは日本でも注目されています。
そんなイチジクですが実はとても多くの品種があり
日本でも栽培や収穫がされています。
こちらではイチジクの品種の中でも
特におすすめのものをご紹介したいと思います!
Contents
イチジクの品種を徹底比較!おすすめをご紹介!
スーパーなどでよく見かける品種や自宅で栽培されるのに人気のある品種をご紹介します。
・桝井ドーフィン
最も日本でポピュラーなのがこちらの品種です。明治時代に桝井光次朗氏によって
アメリカから導入された為この名が付きました。
さっぱりとした甘さで酸味があります。
熟すと皮が緑色から赤紫色に変化しますが
とても丈夫で育てやすい為
自分で栽培するのにもおすすめです。
・バナーネ(ロングドドゥート)
こちらもとてもドーフィンと共に有名な品種でフランス原産です。完熟すると皮が赤くなるドーフィンとは違い
バネーネは完熟しても皮が緑色のままです。
皮ごと食べることができ
サイズがとても大きく食感にはバナナのような粘り気があります。
・蓬莱柿(早生日本種)
中国から輸入された品種で秋果専用種です。江戸時代に伝来した当時は薬用として栽培されていました。
上品な甘さと適度な酸味が特徴で
西日本を中心に親しまれています。
・とよみつひめ
こちらのイチジクは福岡県の特定品種で2008年より販売が開始されました。
サイズはやや小さめですが
完熟するとマスクメロンのような味や食感になり
糖度は10~18%と
これは人気の高い桝井ドーフィンよりも
高い数値となります。
近年人気急上昇中の国産種です。
・カドタ(フローレンティン)
こちらはイタリアから輸入された夏秋兼用種です。サイズは小さめで、果肉は琥珀色をしています。
やや粘り気のある食感で
生食のほかにドライフルーツにされることが多く
また保存しやすい為缶詰にして輸送するのに適しています。
・ビオレ・ソリエス
フランス産で、フランスのほかにトルコでも主流になっている品種です。
やや小ぶりで偏平な形をしています。
外皮は濃い紫色で、果肉の赤い部分に粘り気があり
いちごジャムのような甘さがあります。
・セレスト
アメリカの南地方でよく栽培されている品種です。サイズはやや小さめで、赤茶色の皮
イチゴ色の果肉が特徴です。
はちみつのような風味があり
生食やドライフルーツの缶詰にして保存をするのに適しています。
耐寒性があり、栽培するには手入れが楽でおすすめです。
イチジクのおすすめの食べ方
イチジクはあまり日持ちしない為購入したらなるべく早く食べることをおすすめします。
・生で食べる
品種によっては皮ごと食べられるものもありますが一般的にイチジクは皮を剥いて中の果肉を食べます。
薄い皮はバナナのように手で剥くことができます。
・コンポートジャム
食べきれない時は早めにジャムやコンポートにすることをおすすめします。
一度湯煎をし、さっと冷水に浸けると皮が剥きやすくなります。
・スムージー
ヨーグルトや好きな食材と一緒にスムージーにするのもおすすめではちみつと合わせるとのどを潤すので乾燥対策になります。
まとめ
イチジクは流通量が少ないのであまり食べたことがないという方も多いかもしれません。
しかし栄養価が高いことから人気はとても高く
また育てやすいこともあり
自宅で栽培されている方も多くいます。
イチジクにはたくさんの種類があり
大きさや食感、甘さはそれぞれ微妙に異なります。
ぜひ好みのものを見つけてくださいね^^
以上、イチジクのおすすめの品種についてご紹介しましたので
スーパーや果物屋さんで購入するときに参考にしてください!
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